銀座の高級クラブの料金システムは、他の飲食業などと比べて複雑な仕組みになっています。
今回は、会計伝票に書かれている項目を1つずつ説明していきます。
目次
- セット料金:10,000円~
- テーブルチャージ(TC):4,000円~
- オールチャージ(AC):4,000円~
- ボーイチャージ(BC):4,000円~
- ホステスチャージ(HC)
- タイムチャージ(TC)
- サービスチャージ(SC)
- お立替
- まとめ
1.セット料金(SET):10,000円~
セット料金とは、「ミネラルウォーター・氷・おつまみ」等がセットになった『女性による○分の接待』が約束された料金です。○分の部分は90分に設定してるお店が多いです。この90分のことを「1セット」と呼びます。
セット料金は1名様毎に発生していますが、2名様からは下記のように割引が適用されるのが一般的です。
例 セット料金1名 10,000円
セット料金2名 18,000円 ⇒ 8,000円加算
セット料金3名 26,000円 ⇒ 更に8,000円加算し、以降も1人増えるごとに8,000円加算
2.テーブルチャージ(TC):4,000円~
「席料金」です。
3.オールチャージ(AC):4,000円~
「お店の設備(グラスや食器、内装など)に対する料金」です。
銀座の高級クラブでは食器や内装にもこだわっています。
例えば、グラスには高級メーカーのバカラやリーデル、食器にはファッションブランドのエルメス、内装には1億円以上の投資をされているお店がほとんどのため、このようなチャージ(料金)が発生します
4.ボーイチャージ(BC):4,000円~
「ボーイ(黒服)のサービスに対する料金」です。
※銀座の高級クラブの伝票では上記をまとめて「TC・AC・BC」と表記します
5.タイムチャージ(TC)
1セットを過ぎてから、「30分単位で加算される延長料金」です。
6.ホステスチャージ(HC)
「ホステス(係)に対する料金」です。
係(担当のホステス)に限り設定することができ、金額相場は¥3,000 ~ ¥5,000とお店によって上限が決められています
7.サービスチャージ(SC)
「サービス全体に対する料金」です
小計から上記までの合計に対して45% ~ 55%が掛けられる決まりとなっており、このチャージの高さが高級クラブの証と言っても過言ではありません。
8.お立替
お店がお客様の代わりに一時的に立て替えた費用です。
例えばタバコや出前などの代金などが、この項目に記されます。
9.まとめ
銀座の高級クラブでは〇〇チャージという名で様々な料金が発生し金額が決定します。少しわかりにくいところもありますが、伝票を確認するうちに徐々に理解が追いつくはずなので、焦らずゆっくりと覚えていきましょう。
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