新店舗はどうなの?

銀座では毎年新しい高級クラブがいくつか誕生します!!2022年も現在4~5店舗程誕生しています。

新店舗のイメージとは皆さんどのように思いますか?

  • 忙しい
  • 混んでいる
  • トラブルが起きる

まさにその通りです。

銀座の高級クラブでいうと、会計トラブル、スタッフやホステス不足、備品の発注不足などがあげられます。

今回銀座ナイトコムは新店舗立ち上げ経験のあるスタッフがいるのでその詳細を紹介します。

OPENに至って準備する事(黒服)

備品

備品と言ってもまず揃えるものがたくさんあります。テーブルセットのアイスマットや灰皿、マッチ、ライター、紙ナプキンやマドラー、コースター、グラス、ソーダ、それ以外では名刺、伝票、タイムカード等数えきれないほどあります。この発注量もスタッフが決めます。

そこで大きな問題が一つあります。大抵の銀座の高級クラブは大きな店舗でも十分なボトルや備品を置くスペースは狭いといっていいでしょう。ですのでこの備品をどう店舗の中で管理するかが重要になります。

営業シュミレーション

黒服さんの営業中の役割はウェイター、ボトル係、メンバー、フロントになります。それ以外にも、クロークやキャッシャー、チーフ、カウンターレディー、エスコートレディーもいます。

これだけの役割のあるスタッフが必要となると連携がとても大事です。どんなに仕事ができる人がいてもスタッフ間で連携が取れていないと営業中は回りません。ですのでどんな場合でも対応できるようにシュミレーション営業をしなければなりません。実際はシュミレーションをしていても、不測の事態が起こることがほとんどです。ですがやらないよりはやった方が良いでしょう。

ホステスさんの導入

OPENはとても混み合い、満席やウェイティングになる場合もあります。お店のママや売上のホステスさんはここぞとばかりお客さんを連れてきます。ですのでヘルプのホステスさんが足りなくなるのです。店舗の広さや席数によっても多少異なりますが、ホステスさんがトータル30~40人以上必要になるでしょう!!スカウトマンの黒服さんは腕の見せ所ですね!

お客さんへの手紙の折り込み作業

ママやホステスさんはOPENにあたってお客さんに営業をかけます。この時の営業は銀座では手紙になります。この手紙を印刷し封筒に織り込んで郵便局に発送するまでの作業を行います。一見大したことないなんて思うかもしれません。しかし実際は、ものすごい数の手紙を織り込まなければなりません。実際、ママや売上の女性合わせて、1万件の手紙を織り込むこともあります。

OPEN時のホステスさんが注意すべきこと!

入店書類を用意

最近の銀座のお店は昔と違い書類を確認するお店が増えたので、住民票等の役所に行くような書類は前もって準備しておきましょう!OPEN前ギリギリにスカウトされて、入店ということもありますので担当の黒服に聞いておくと良いでしょう。

お客様へのご連絡、お土産の選定

ママや売上のホステスさんは自分のお客様に基本は手紙を送ったり、LINEやショートメールで新店舗に入店したことをご連絡します。連絡の内容はお客様一人一人異なる方もいらっしゃいますし、手紙にしても印刷や折り込み作業もあるので大変です(黒服さんが手伝うこともありますが)。また、来店したお客様に対するお土産も用意しなければいけないので、早めに選定しないと気に入ったものがない可能性もあります。

営業に向けての心構え

まず、OPENということもあるのでシャンパンやワインが多くの席で出ます。中には一気の飲みの席もあると思います。OPENは一番お店の売上がある時と言っても過言ではないので、つらいですがたくさん飲んで売上に貢献することが求められます。これは特にヘルプの女性がどれだけできるかがカギとなってくると思います!

OPEN時のホステスさんは、ママ、ベテラン・ヘルプ・未経験のホステスさんが一気に集まります。黒服さんや他スタッフも含めて、どんな店舗でも最低30人程はいるので、顔と名前を覚えることがとても大変です。ですので、できるだけ覚えておくとトラブルが起こりにくいでしょう!

関連動画

「club Blair」(ブレア―)の2号店「Blair deux」(ブレアドゥー)の2022年6月10日のOPEN初日の動画になります。

2店舗のオーナーママ、明日香ママは銀座の高級クラブ業界でとても有名なので是非ご覧ください✨

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